米政府、マイクロンに最大136億ドルの補助金・融資-半導体製造を支援
(ブルームバーグ): 米政府は、半導体メモリー大手の米マイクロン・テクノロジーに61億ドル(約9500億円)の補助金および最大75億ドルの融資を提供し、同社の国内工場建設を支援する計画だ。
マイクロンは約1250億ドルを投じて、ニューヨーク州に4カ所、アイダホ州に1カ所の工場を建設する計画をこれまでに明らかにしている。先週提出された文書によれば、バージニア州でのプロジェクト向けにも資金支援を別途申請している。
2022年に成立した半導体投資法に基づく資金支援を同社が受け取るのはまだ先となる。25日発表された暫定合意を受け、マイクロンはデューデリジェンスに入り、その後建設や生産のベンチマークに応じて資金を受け取ることになる。
マイクロンが本社を置くアイダホ州ボイシに建設中の工場は資金援助を受け、26年に生産を開始、ニューヨーク州シラキュースの2工場は28、29年にそれぞれ生産を開始する見通しだ。同社はさらに暫定合意には含まれていない施設2カ所をニューヨーク州に建設する計画だ。
関連記事
原題:Micron Clinches Total of up to $13.6 Billion in US Grants, Loans
(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Mackenzie Hawkins, Ian King