【禁断の扉】内藤哲也、モクスリーのラフファイトに耐えデスティーノでIWGP王座奪回
<AEW×新日本プロレス:Forbidden Door(禁断の扉)大会>◇6月30日(日本時間7月1日)◇UBSアリーナ(米ニューヨーク州エルモント) 【写真】リングで向かい合う内藤哲也とモクスリー AEW&新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」が米ニューヨークのロングアイランドで行われ、IWGP世界ヘビー級王座戦で挑戦者・内藤哲也(42)が王者ジョン・モクスリー(38)からベルトを取り戻し、2度目の戴冠を果たした。 試合はエルボーの打ち合いからスタート。序盤はモクスリーが持ち前のラフファイトで流れをつかんだ。場外でTVブースのテーブルに内藤をたたきつけ、馬乗りになってグーパンチ。モクスリーはその後、リングに戻り、横になって寝そべる内藤のポーズをまねて挑発した。 モクスリーは続けてパイルドライバーやバックドロップ、雪崩式パワーボムを連発して内藤を痛めつけた。 内藤は中盤にデスティーノで反撃。だが連続で狙ったデスティーノはかわされ、逆にDDTを被弾。さらにデスライダーを見舞われて何とかカウント2で返した。 この後、レフェリーのレッドシューズ海野が内藤にとってのナイスプレーを見せる。モクスリーがイスをリングに持ち込み、内藤をさらに痛めつけようとした際、モクスリーが目を離したすきにイスを排除。イライラが頂点に達したモクスリーに対し、内藤はすかさずバレンティア、デスティーノとつないで3カウントを奪った。