金沢駅前 都ホテルの跡地問題 特措法活用へ手続き進める
長年、更地となっている金沢駅前の都ホテル跡地問題。 金沢市は土地の所有者である近鉄不動産との間で国の都市再生特別措置法を活用して開発を進めることを合意したことを受けて来月中にも国に対して「候補地域」の申請を行います。 これは30日開かれた村山市長と金沢経済同友会の意見交換会で示されました。 高さ制限などを緩和できる特別措置法を適用するには「候補地域」を内閣府に申請後、整備方針を策定し国の認定を受ける必要があります。 候補地域は金沢駅から武蔵が辻・香林坊・片町までの都心軸エリアとしています。 また、香林坊の日本銀行金沢支店の跡地については他の事例から土地の売却のタイミングは2025年くらいと想定され、村山市長は来年度中には、具体的な跡地利用を取りまとめ、金沢市が取得したいとの思いを述べました。
北陸放送