<吉高由里子>「光る君へ」も残り2話 来年ポスターが剥がされるのに寂しさも「『べらぼう』の上から貼って」?
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」のファン感謝祭が12月2日、NHKホール(東京都渋谷区)で行われ、主人公・まひろ(紫式部)役の吉高さん、道長役の柄本佑さんらが登場。ドラマは、12月1日に第46回「刀伊の入寇」が放送され、残すところあと2回。吉高さんは「来年になったらポスターも剥がされる」と寂しがり、「今年は夢を見てたんじゃないかと」といいながら、周囲に乗せられ「『べらぼう』の上から貼っちゃおう」とちゃめっ気たっぷりに話していた。 【写真特集】「光る君へ」ファンミにまひろ、道長、彰子、一条天皇、公任、斉信、清少納言も!
イベントの最後のあいさつで吉高さんは、名残惜しそうにしながら、「あと2話で終わってしまうのがうそみたいなきもちですけど、たくさんの方が応援して見守ってくれた。幸せ者だなと実感しています」といい、「寂しいですけれど、寂しくなるくらいいとおしい作品になったんだなと思ったら本当に宝物です。あと2話、最後まで見守ってください」と語った。柄本さんは短髪に日に焼けた姿で登場。「ある島で焼いてきた」と話していた。
イベントには吉高さん、柄本さんのほか、公任役の町田啓太さん、一条天皇役の塩野瑛久さん、彰子役の見上愛さんも登場。司会はききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんと、斉信役の「はんにゃ」金田哲さんが務めた。
イベントでは「もう一度見たい名場面ベスト10」のランキングを紹介しながら、撮影時のエピソードを語り合うなどして満員の2900人の観客と共に、「光る君へ」を振り返った。ファン感謝祭には約2万8000件の応募があり、当選倍率は18倍だったという。今回のイベントの模様は、12月14日午後3時5~50分に総合で放送される。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。