TJ手術から支配下復帰の巨人・伊藤 アップ更改に決意 新球習得で「来年は1年間、1軍で」
巨人の伊藤優輔投手(27)が13日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、120万円増の820万円(金額は推定)で更改した。 【写真】新球習得で色紙にしたためた誓いは 伊藤はドラフト4位で21年に巨人に入団。同年に右肘の内側側副じん帯再建術(トミージョン手術)を受け、長く育成でリハビリ生活を過ごした。今季は2軍で安定した投球を見せると、桑田2軍監督らの推薦で今年7月に支配下に復帰。1軍でも8試合に登板し、防御率1・04と来季に繋がるシーズンを過ごした。 それでも、今季を振り返って「1カ月間くらいしか1軍にいられなかった。来年は1年間ずっと1軍で投げ続けて、チームの勝ちに1つでも多く貢献できるように頑張りたい」と前を向く。そのために「落ち球か、もう少し遅いカーブだったり、そういう変化球を増やして」と新球の習得にもチャレンジ。「このオフ、春のキャンプで磨いて、来年のシーズンもっと飛躍できるように頑張りたい」と誓いを立てた。