強い日差しの中、日傘を差す人たち＝22日午前11時30分、JR岡山駅周辺

　22日は二十四節気の一つで、一年で暑さが最も厳しくなる頃とされる「大暑」。岡山県内は高気圧に覆われてぐんぐん気温が上昇し、真庭市久世で37・2度となるなど各地で35度以上の猛暑日となった。 　各地の最高気温は岡山市中心部37・1度▽津山市36・6度▽美作、玉野市36・5度▽高梁市36・3度▽倉敷市35・8度―などで軒並み今年最高を記録した。全16観測地点で平年を6・1～3・2度上回った。 　JR姫新線の美作落合駅（真庭市西原）ではレールの温度が規制値に近くなり、ゆがむ恐れがあるとして津山―新見間で一時運転を見合わせた。岡山駅周辺では、日傘を差す人や小型扇風機を持ち歩く人の姿が目立った。 　岡山地方気象台は「今後1週間は晴れて暑い日が続き、猛暑日もあるだろう。熱中症に注意してほしい」としている。