春の運動会で躍動 綱引き全力、チームワーク発揮【宇部】
爽やかな初夏の陽気に包まれた11日、宇部市内のトップを切って厚南中(藤本秀則校長)と桃山中(谷川正己校長)で運動会が行われた。厚南では、多くの保護者らの声援に応えるように、学年別のクラス対抗リレーや綱引きなどで生徒たちが躍動した。 これまでは秋に開催していたが、生徒の安全面と健康面を考慮して今年度から春に変更した。スローガンは「Fly High‼-皆で舞い上がれ」。新学期の学級づくりを兼ねて昨年に続きクラスマッチ形式を取り入れ、各クラスで色別の応援旗を作った。 開会式では、生徒を代表して生徒会副会長の佐伯颯太君(3年)が「待ちに待った運動会。練習の成果を発揮し、けがの無いように楽しもう」とあいさつした。 クラス対抗リレーでは仲間に声を掛け合い、最後までバトンをつないでゴールを目指した。1年生は5人1組で長い棒を持って走る競技「台風の目」、2年生は互いの自陣にタイヤを引き合う「タイヤ奪い」、3年生は綱引きに取り組み、チームワークを発揮。恒例の部活動別の行進と対抗リレーでは日頃の練習の成果を見せ、盛り上がった。