元大関・小錦が妻からの臓器提供受け手術 退院報告・相撲の普及誓う 妻・千絵さん「腎臓あげちゃったんでクリスマスは何もあげられない」
23日、元大関でタレントの小錦(60)が妻の千絵さんから臓器提供を受けての移植手術を経て退院した。小錦は病院での会見で妻への感謝を述べ相撲の海外普及を誓った。 【映像】会見で話す妻の千絵さん 小錦は11月20日に腎不全で入院していた。術後の状態は良く、今後は免疫抑制剤を飲み続けるが健康的な生活を送れるという。会見では「来年は相撲という良い文化をもっと海外に知ってほしい」と決意を述べた。 妻の千絵さんは会見で「出会った時は280キロでずっと具合が悪かった」「無事で良かった」と話すとともに「腎臓あげちゃったんでクリスマスは何もあげられない」と述べて笑いを誘った。
アメリカ・ハワイ出身の小錦は1987年、外国出身力士として初めて大関に昇進。その後、日本国籍を取得し、現在の本名は小錦八十吉(やそきち)。小錦の最高体重は310キロ。普通の生活もままならず命の危険もあったが、胃を切除する手術などを経て145キロの減量に成功した経験がある。 私生活では、1992年にファッションモデルの「塩田すみか」さんと結婚、その後2000年に離婚。2004年に現在の妻である飯島千絵さんと再婚していた。 (ABEMA NEWS)