“自分だけはだまされない”という人注意 年金支給日に岡山市の郵便局で特殊詐欺被害防止啓発活動【岡山】
岡山放送
高齢者を狙った特殊詐欺の被害を防ごうと年金支給日の4月15日、岡山市の郵便局で啓発活動が行われました。 岡山市中区の岡山藤原郵便局には朝から多くの受給者が訪れていました。 (広報活動部隊) 「詐欺が多いので、変な電話や変な人が来たらすぐに通報してください」 啓発活動には岡山中央警察署の警察官など約10人が参加、特殊詐欺の手口を記したチラシなどを受給者に配りました。 県警によりますと2024年2月までに県内で認知された特殊詐欺の被害総額は約1億円で、前の年の同じ時期と比べ2600万円増えています。被害者の半数近くが高齢者で、15日の活動では県警のヘリコプターが出動しアナウンスするなど、広く注意を呼び掛けていました。 (訪れた人は…) 「(夫の知人を名乗る男から)逮捕されているから金を持ってきてくれ、と言われた時、夫が居らず知人かどうかわからなかったので警察に電話したら、そんな話はないと言われ、すぐに警察が来たから良かった」 (岡山中央警察署 浅野充地域安全官) 「自分がだまされると思っている人で、だまされる人は少ないと思う。自分だけはだまされないと思っていたのに結果的にだまされてしまったという人が多いので、今一度、自分も危ないかもしれないと思ってもらうと良いと思う」
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