好きな料理は「お母さん手作りのラザニア」巨人・期待の19歳が2軍戦でドミニカ共和国の母に捧ぐ3号
◆イースタン・リーグ 巨人1―2DeNA(11日・八王子) 巨人のフリアン・ティマ外野手(19)が母の日の12日に行われたイースタン・DeNA戦(八王子)に「7番・三塁」で出場し、ドミニカ共和国の母へ贈る3号ソロを放った。 【動画】「監督賞」のみそラーメンをペロリ 0―2の7回2死でDeNAの浜口の初球、140キロ直球を強振し、左翼スタンドへ。「今まで練習している高めのボール。完璧に近い振り、ホームランだったのでよかった」と白い歯を見せた。 遠く離れた最愛の存在へ、アーチを届けたかった。昨年、ドミニカ共和国から来日するなどいつも応援してくれている母への感謝の思いをバットに込めた。「自分を産んでくれて、子供の頃から野球にずっと付き合ってくれた。今こうやって日本で野球ができているのは家族のおかげなので、母の日に打ててよかったです」と実感を込めた。 好きな料理は「お母さん手作りのラザニアです」とうれしそうに明かしたティマ。「打てる確率を上げて、なんとか支配下になって1軍でプレーしたい」。遠く離れた母国で吉報を待つ母のためにも、支配下争いに食らいつく。(水上 智恵)
報知新聞社