九州の丼がドーンと対決! 駅長の「推し丼」コンテスト開催中
JR九州(福岡市)は、九州7県の各駅長が薦める丼(どんぶり)のナンバーワンを決める「駅長対抗 ご当地丼総選挙」を開催しています。10月14日まで行われる予選を勝ち抜いた10品ほどが、11月に開く決勝イベントに進出。同社は「地域の魅力が詰まった『推し丼』を、たくさん見つけてほしい」とイベントへの参加を呼びかけています。 【画像】PRコメントが掲載されたパンフレット
にぎわいづくりへ初開催
ご当地丼総選挙は、駅周辺のにぎわいづくりや九州各地の魅力発信につなげようと、同社が初めて企画しました。 「コロナ禍もあって人のつながりが薄れる中、地域を盛り上げるイベントをしたいと案を練りました。そこで、九州の『食』をアピールでき、地域の特色が伝わる『丼』をテーマにすることにしました」と、広報担当者は説明します。
各県の62品が勢ぞろい!
予選には、7県の58駅の駅長が1~3品ずつ薦める「推し丼」計62品がエントリー。県別では、福岡が27品と最も多く、熊本(11品)、佐賀・鹿児島(各6品)、大分(5品)、長崎(4品)、宮崎(3品)と続きます。 9月1日からオンラインで始めた予選の投票は、実食しなくても参加できます。「おいしかった」「決勝で食べてみたい」「地元を応援したい」など理由は問わず、担当者は「思い思いに選んでいただければ」と話します。投票は1店あたり1回ですが、複数の店に票を投じることも可能です。 総選挙のパンフレットには、各駅長の顔写真入りで丼のPRコメントを掲載。料理に用いられている地元の農産物や魚介類の紹介、味付けの特徴に加え、「もう食べるしかない!」といった熱い思いが添えられています。
頂点めざし門司港で決戦
決勝イベントは、11月24日10~16時、北九州市のJR門司港駅前広場で開催する予定。予選を勝ち抜いた丼を提供する10店ほどが参加する見通しです。 当日は、来場者が食券を購入・実食して投票し、ナンバーワンの丼が決まります。なお、同駅近くの九州鉄道記念館では「秋のファミリーフェスタ2024」も開かれる予定で、一帯がにぎわいそうです。 ノミネートされた丼や投票方法など総選挙の詳細は特設サイトで紹介しています。
読売新聞