メダルの表裏どっち!?堀米雄斗、加納虹輝、角田夏実らメダリストも表彰式でクルクル SNSで話題に【パリ五輪】
パリオリンピックは7月31日、岡慎之助選手が団体に続いて体操男子個人で金メダルに輝くなど、日本勢は金、銀、銅あわせて15個(日本時間8月1日正午現在)のメダルを獲得しました。一方、華々しい表彰式でスケートボード・堀米雄斗選手などメダルの裏面を掲げる選手もちらほら。SNS上ではどっちが表なのかと話題になっているんです。 【写真25枚】堀米雄斗らメダリストの表彰台をイッキ見
堀米雄斗らメダリストも表彰式でクルクル
スケートボードの男子ストリートで2連覇を果たした堀米雄斗選手。表彰式で裏向きのまま金メダルをかけられ、そのままフォトセッションに。 SNSでは「堀米選手メダルずっとどっちが裏と表か チラチラみてる...笑」「メダルの裏表、独特やなぁ~ 表オシャレやけど、裏の方がメダルっぽい」とコメントが寄せられました。 フェンシングで金メダルを獲得した加納虹輝選手も、表彰式ではメダルの表裏に悩んでいた様子で、SNSでは「加納さんの「?」がかわいい メダル、どっちが表か分かりづらいよね」とフォローする声も。 阿部一二三選手ら他の選手の表彰式を見てみると、メダルの表裏はまちまちな様子。 金メダル第一号となった柔道・角田夏実選手は最初は裏を向けていましたが… 選手同士での撮影タイムからは表に向け直して写っているようでした。 そんなメダルの表と裏にはどんな意味があるのでしょうか?
フランス高級宝飾ブランド「ショーメ」がデザイン
パリ五輪メダル豆知識 直径85mm、厚さ9.2mmで5084個が作られたパリオリンピックのメダルは、金メダルの重さ529g、銀メダルの重さ525g、銅メダルの重さ455gで、フランスの高級宝飾ブランド「ショーメ」が考案したもの。 表面はエッフェル塔のオリジナルの鉄が六角形にカットされて埋め込まれていて、六角形は、フランスの国土を地図で見たときに示される形なんです。このシンボルには、パリにとどまらず国全体が歴史に残るオリンピックとパラリンピックに向かって歩みを進めてきたことを想起させるものとなっているといいます。 そして、鉄の六角形の周囲に不規則な間隔で描かれている細い線は「彫る」のではなく「鋳造」されたもの。この線がメダルに立体感と輝きをもたらしています。この独創的なアイデアは、世界におけるフランスの輝きと、大会における選手たちの輝かしい活躍の両方を表しているそうです。 そして裏面には、オリンピックのメダルでは、ギリシャ神話の勝利の女神「ニケ」などを配置。パラリンピックのメダルは、真下から眺めたエッフェル塔を再現し、基礎部分の繊細なデザインを描いています。 表でも裏でも、それぞれ意味を持っているメダル。自国の躍進はファンにとってもちろんうれしく、SNS上では「メダル裏だけどもう日本にとってはそっちが表」などのコメントが見られました。
めざましmedia編集部