一朝一夕に伝統の技は… 兼六園で雪つり体験会 講師は現職庭師
テレビ金沢NEWS
兼六園は、一般開放が始まってことしで150周年を迎えます。この節目に合わせて園内で雪つり作業の体験会が26日に行われました。
木々が真っ赤に染まり、紅葉の見ごろを迎えている兼六園。冬を待つ園内の木々の施された雪つりの幾何学模様と赤や黄色に染まる広葉樹たちの組み合わせは、この時期だけの光景とあって多くの観光客で賑わっていました。
26日に兼六園で行われていたのは雪つり作業の体験会。 園内の雪つりを手掛ける造園業者が講師となって石川県の内外から訪れた参加者にその技術を伝えていきました。 受け継がれてきた伝統の技。習得するには一朝一夕ではもちろん難しく…
「ちょっと(縄が)緩い」 「枝折りそうで怖い」 「分かります分かります」 開始から約30分。試行錯誤しながらもきれいな雪つりができました。 参加者は: 「1から分かったので、これから見るときに見方が変わるかなと思いました」 「難しかったです。枝が折れたらどうしようとか緊張感がありましたけど、面白かったです」
この体験会は27日も開かれることになっています。