こんなことになるとは思わなかった…嘘をついて交際を始めた女性が悲鳴を上げた「納得の理由」
前編『婚活プロフィールで「5歳若く、年収を200万多く」嘘をついた女性の「悲惨な末路」』でもお伝えした通り、マッチングアプリでは自分のプロフィールを偽っている人は少なくありません。相手が偽っていることを織り込み済みで利用する方もいるようですが、大抵はウソが発覚した時点で交際や関係を終了しているように感じます。 【写真】年収500万円以上の30代独身男性は「普通の男」じゃないんです 仮に、本当は300万円の年収を500万円と偽ったら、互いにどう思うでしょう。偽った側からすれば「小さなウソ」と考えがちですが、一般的に年収300万円なら最低クラス、年収500万円なら平均以上ですから、偽られた側は大違いと感じるはずです。 また、ウソは大小の問題ではありません。たとえ小さくても(度重なれば)信用を失うのが普通ですし、いずれ大きなウソに繋がることもよくあります。ウソは常にダメですが、生涯の関係を築こうとしている婚活では尚更ダメということを、肝に銘じましょう。 伊藤麗子(仮名[以下同])さんは、都内の中小企業で事務職として働く37歳で年収300万円の独身女性です。彼女は自信満々に婚活を始めたのですが、彼女の思惑とは裏腹に、まったく上手くいきません。そこで彼女は、自分のプロフを「32歳で年収500万円のバリキャリ女性」と偽ったところ、一気にハイスぺ男性からの連絡が増えたのです。そして「女性慣れしてなさそう」という理由で、大手企業で働く33歳で年収800万円の藤木裕也さんを選び、デートにこぎつけました。
ウソを付き通し、ついに結婚話が!
裕也さんは麗子さんの思惑通り、女性に不慣れでした。彼は今まで特に交際経験もなく、婚活も始めたばかりだったのです。おかげで特に疑われたりや突っ込んだ質問もされたりせず、逆に彼女がなるべく聞き役に徹したこともあって、好感触でデートをすることができたといいます。 二人はその後もデートを重ねたものの、彼女のウソは一切バレませんでした。実家暮らしの年収500万円女性に似つかわしくない服や持ち物は、彼がそれらに無頓着で助かったといいます。 その一方、彼は本当に誠実というか、疑うことを知らないような男性でした。話に多少の矛盾が出たような時でも、軽くごまかせば簡単に信じてくれたといいます。そしてそのような彼の無垢な言動に、彼女は心の底から好感を抱き、彼との結婚を望むようになりました。 ところが、交際が長くなってくると、彼女も気が緩んできました。交際が1年ほど続いた頃から、少しずつ結婚話が出るようになり出産の話になった際、つい「もう簡単に産める年齢じゃないし…」と言ってしまったのです。