ハロウィーン行事楽しく 松本深志LCのこども食堂で3000食振る舞い 長野県松本市
ハロウィーンを楽しみながら食事や交流、社会貢献をする「ハロウィーンこども食堂」が20日、長野県松本市中央1の花時計公園で開かれた。松本深志ライオンズクラブ(LC)が主催する3年目の催しで、趣旨に賛同する地元企業や市民団体、行政や学校が約20ブースを用意。大勢の家族連れで終日にぎわった。 県内最大級のこども食堂をうたい、高校生以下の子供たちにオムライスや焼きそばなど3000食が振る舞われた。いずれも賛同企業が無償で提供。このうち市内の複数のラーメン店でつくる松本ラーメン団は「互いに声を掛け合って協力して」中華そば300食を振る舞い、来場者が長蛇の列をつくっていた。 小児がんの子供らの支援金を募るレモネードの提供や、余剰の食品を持ち寄るフードドライブ、世界の子供のワクチン支援に充てるペットボトルキャップの回収などもあり、多くの親子が協力した。松本深志LCの丸山嘉正会長は「予想を上回る来場者や多くの企業・団体の協力をうれしく思う。定着させたい」と話していた。
市民タイムス