2ヵ所に家賃を払っているなんてもったいない。とガレージハウスの建築を決意!|心地よさを感じるガレージ
【心地よさを感じるガレージ】 クルマの内装を作る仕事をしていたオーナーはクルマ好きで、いつもクルマの側にいる生活をしていた。以前は場所を借りて、自作のガレージを作っていたほど。当時は賃貸住宅でガレージも少し離れていたが、食事以外はほとんどガレージで過ごしていたという。 【画像33枚】リビングと見紛う木材ばりの空間は、旧車にも優しいガレージだった。ガレージで作業をしていると時間を忘れてしまう。気づけば夜中になっていることも。左奥に見える大きなプレートは以前やっていたショップの名前 友人と一緒に借りた場所に、自ら単管を使ってガレージを組んだ。手作り感は強かったが、その雰囲気が気に入っていたという。当時の単管ガレージの面影を残しているのはガレージ奥のデスクスペース。エンスージアストが奥から出てきそうな雰囲気だ。 賃貸でのガレージ生活を続けていたが、3年前にこのガレージを建てて移り住むことになった。 「親の仕事を手伝うことになり、生活にも変化がありました。そんな時、家とガレージの2カ所に家賃を払っているのはもったいないと思ったんです」 二重家賃を避けるために自宅をガレージハウスにしていまうという大胆な発想ではあったが、奥さまも理解を示し、プランニングがスタート。夫婦の趣向が似ていたこともあって、デザインもスムーズに決まっていった。 初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部