“排雪強化”へ 雪対策の大きな課題「排雪作業」 強化のため新たに4市町村に16台のダンプトラック 青森県・豪雪対策本部
青森テレビ
宮下宗一郎知事は現在の雪対策で大きな課題となっている「排雪作業」を進めるため、下北の建設業協会などから青森市を始め4市町村に、あわせて16台のダンプトラックを送ることを決めました。 【写真を見る】“排雪強化”へ 雪対策の大きな課題「排雪作業」 強化のため新たに4市町村に16台のダンプトラック 青森県・豪雪対策本部 県は1月3日に立ち上げた「豪雪対策本部」の2回目となる会議を開きました。 この中で、降り積もった雪で住宅など建物が壊れる被害が相次ぎ、板柳町や十和田市などで合わせて38件の被害が確認されたことが報告されました。また、9日午後6時現在も黒石市や平川市の約1000戸で停電が発生しているということです。 (9日午後7時現在 黒石市…停電戸数:約80戸 平川市…停電戸数:約200戸) こうしたなか、津軽を中心に現在、大きな課題となっているのが除雪した雪が排雪できずに道路脇に高く積み上げられたままとなっていることです。 このため、県は除排雪に必要な建設機械や人員の融通を仲介することを進めていますが、9日に新たに下北の建設業協会などから青森市・板柳町、鯵ヶ沢町、それに田舎館村の4市町村にあわせて16台のダンプトラックを送ることになったことを明らかにしました。 青森県 宮下宗一郎 知事 「今後は関係者間で連携を強化し、国道・県道・市町村道、連携した除排雪にさらに取り組んでいきたい」 また、国との連携も強化し、市町村の除排雪が迅速に進むよう国が手配した車両で雪を運搬することや、国が市町村に29台の小型除雪機を貸し出すことになったことが報告されました。
青森テレビ