新型コロナ・インフルエンザともに感染確認数が増加 県は手洗いやマスク着用など対策徹底を呼びかけ
ABS秋田放送
県内の最新の新型コロナウイルスの感染者数は県全体で214人と3週連続で増加しました。県内はまだ流行期に入っていませんがインフルエンザの患者数も増加していて、県は対策を呼びかけています。 県が定点とする51の医療機関で10日までの1週間に確認された新型コロナウイルスの感染者数は前の週より30人増え、214人でした。増加は3週連続で、地域別では大館、能代、秋田市、大仙、横手の各保健所管内で増加しています。同じ施設内で10人以上が感染する集団発生も増えていて、高齢者施設や医療機関など9か所から報告がありました。 インフルエンザの患者数も増加していて県全体で前の週より8人多い32人でした。県内はまだ1医療機関あたりの患者数が流行期の目安となる1を超えていませんが、全国的にはすでにインフルエンザの流行期に入っています。県内も例年であれば11月中旬から年末にかけて流行期に入ることから県は手洗いやマスクの着用など対策を徹底するよう呼びかけています。