子ども帰還同盟、日本参加 ウクライナ議会が歓迎
【キーウ共同】ウクライナ最高会議(議会)人権委員会のルビネツ氏は27日、ウクライナの子どもの帰還に関する国際同盟に日本が正式加盟したと明らかにした。先進7カ国(G7)の全てから同盟が支持を得たとして「歴史的だ」と歓迎した。2月にカナダと共同で創設した枠組みで、日本の加盟で計36カ国になったとしている。 ウクライナは、ロシアが侵攻後、ウクライナの子ども1万9千人以上を親元から強制的に連れ去ったと主張。国際刑事裁判所(ICC)は昨年3月、ロシアが連れ去りに関与した疑いがあるとして、戦争犯罪容疑でプーチン大統領らに逮捕状を出した。