キャンドルに照らされたステージで「双葉町民の歌」を歌う来場者ら

　復興支援イベント「ただいま　おかえり　双葉の夏」は２５日、福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館周辺で開かれた。キャンドルで照らした舞台で音楽ライブなどを繰り広げ、被災地の一層の復興を願った。 　東京電力福島第１原発事故に伴う帰還困難区域のうち、町内の特定復興再生拠点区域（復興拠点）の避難指示解除から３０日で２年となるのに合わせて企画した。被災地支援を続ける「ＬＯＶＥ　ＦＯＲ　ＮＩＰＰＯＮ」の主催で、昨年に続き２回目。二本松出身のシンガー・ソングライター山岡トモタケさんらが出演した。山岡さんは地域住民や関係者を舞台に招き、「双葉町民の歌」を合唱した。 　新潟県三条市の伝統行事「三条凧（いか）合戦」や運動会などもあり、会場は盛り上がった。