矢沢永吉 「たまんねぇよ、たまんねぇよ」と150回目の日本武道館公演に歓喜!「生まれ変わったら?矢沢永吉をもう1回やる」
矢沢永吉さんが前人未到の記録を打ち立てました。 11月11日に宮城からスタートした「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023~Welcome to Rock’n Roll~」を開催中の矢沢さんが12月14日、東京・日本武道館で通算150回目の公演を行いました。 74歳とは思えないパワフルなステージを披露した矢沢永吉 1977年8月26日に日本人ロックアーティストとして初めて日本武道館でコンサートを開催して以降、日本武道館をホームグラウンドとして公演を行ってきた矢沢さん。 本来、2022年12月20日に150回目の武道館公演を行う予定でしたが、喉の不調により断念。そのリベンジとなる公演がようやく実現しました。
約1万4000枚の「E.YAZAWA」タオルが宙を舞い、記念公演を祝福
この日の武道館には、“永ちゃん”のトレードマークである白いスーツや、「E.YAZAWA」のロゴが入ったタオルを肩にかけた1万4000人のファンが全国から集結。 開演予定時刻の17時少し前から場内には「永ちゃんコール」が響き渡り、スタンド席ではウェーブも。そして、17時2分。「E.YAZAWA」の幕が落ちると、ステージ下手(しもて)から矢沢さんが、黒いベルベットのロングコートにサングラスで登場。 1曲目の「さまよい」を歌い終えた矢沢さんは「ようこそ、いらっしゃい!たまんねぇよ、たまんねぇよぉ」と感無量といった表情で叫び、「最後までゆっくり楽しんでください」と呼びかけました。 白いマイクスタンドを振り回し、自身が主演したドラマ『アリよさらば』(1994年/TBS)主題歌や、「ROCKIN’ MY HEART」などをステージ狭しと駆けまわって熱唱。 汗ではりついた白いシャツに体のラインがくっきりと映し出され、74歳とは思えない鍛え抜かれたスリムなプロポーションに、成熟した大人の男性の色香があふれます。 「ファンの皆さんからいっぱい手紙をもらいます。『暮れにヤザワを見ないと年が越せねぇよ』みたいな」と話し、コロナ禍を経て集まったファンに「よくみんな我慢してここまで来てくれました。ありがとう」と感謝。 さらに、「この間、すごくいいメールをもらいました。矢沢さんはもし生まれ変わることができるなら、また自分に生まれ変わりたいと思いますか?」と女性ファンから届いたメールを紹介。 「僕はどうだったかな…。考えたことあるね。どうする?ヤザワ。もう1回、矢沢永吉に生まれ変わるか?うん、大変だけどやっぱりまたやるよ」と照れくさそうな表情で明かしました。 アンコールはおなじみの「止まらないHa~Ha」からスタート。色とりどりのタオルが宙を舞い、聖地を華やかに彩ります。 そして、ジャパニーズロックの帝王は約2時間にわたって全21曲を披露。1年越しの記念公演を終えました。 エンディングは矢沢さんを中心に、バンドメンバーがステージ前方に整列。矢沢さんは達成感に満ちた笑顔で深々とお辞儀をし、ステージを後にしました。 ツアーは12月16日(土)、17日(日)、19日(火)日本武道館、12月23日(土)、24日(日)に神奈川・横浜アリーナでも行われます。 ©HIRO KIMURA
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