新宿・歌舞伎町のいわゆる「トー横」などで、警視庁は3月から4月7日にかけて、少年少女ら31人を一斉補導したと発表しました。中には小学生も含まれていたということです。 記者：「午後11時をまわった新宿・歌舞伎町です。警視庁の捜査員が一斉補導を始めました」 警視庁は3月30日から4月7日までの合わせて3回、新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角やその周辺などで一斉補導を行いました。警視庁は春休みの期間を新学期や進学などを控える子どもたちが不安定になる時期ととらえ、警戒を強めていたということです。 記者：「今、捜査員に連れられて交番の中に入っていきます」 補導されたのは、11歳から18歳の合わせて31人の男女で、高校生12人、中学生6人などで、中にはこの春から、小学6年生になったばかりの児童1人も含まれていたということです。 また、埼玉県と福岡県からきた女子高校生2人は、男性が接客するメンズコンセプトカフェで「過度な推し活をしている」として補導されました。 警視庁は、歌舞伎町にいる悪意を持った大人から子どもたちを守るため、水際対策として、補導を継続していく方針です。