1年の締めは「冬花火」 29日、道の駅はっとう 屋台や音楽ステージも
八頭町徳丸の道の駅はっとうフルーツ総合センターで29日、地域などへの感謝の気持ちを込めた「はっとう冬花火2024」が開催される。200発の花火が夜空を彩るほか、グルメの屋台や音楽ステージなどの催しもあり、主催する同駅の松下聡子駅長は「1年の締めくくりに明るい気持ちになってもらえれば」と話している。 花火はコロナ禍の中でも足を運んでくれた買い物客や出荷農家に感謝の気持ちを示そうと、同駅とイベント事業を手がけるNPO法人鳥取誠之会(岩美町)が昨年初めて開催し、約2千人の参加があった。今年は地元イベントであまり見られない花火をもっと楽しんでもらおうと、昨年の75発から規模を拡大した。 当日は地元産のリンゴなどを特価で販売するほか、地元の子どもによる太鼓演奏や当日参加もできる、のど自慢カラオケなども開催。ラーメンやジビエ、リンゴあめなどさまざまなグルメを販売する屋台も約20台集まる。 松下駅長は「冬になると客足が鈍くなるが、八東地区を代表するリンゴなど季節の果物をPRしたい」と意気込む。イベントは午前10時~午後7時。花火の打ち上げは近くの若桜鉄道徳丸駅に列車が停車する時間に合わせて午後6時20分ごろから予定し、「鉄道と花火のコラボも楽しめる」と多くの来場を呼びかけている。
日本海新聞