J1神戸FW大迫勇也に記念額授与 記者投票の「年間最優秀選手」
全国のサッカー担当記者の投票による2023年度の「フットボーラーズ・オブ・ザ・イヤー」(年間最優秀選手)に選ばれたJ1神戸のFW大迫勇也(33)に8日、記念の額が授与された。神戸市西区での練習後に取材に応じた大迫は「(J1初制覇という)チームの結果が出たからこその受賞だと思う」と感想を話した。 表彰は東京運動記者クラブ・サッカー分科会が実施。昨季のJ1で22得点をマークして神戸を初のリーグ優勝に導いた大迫はJリーグの年間最優秀選手賞(MVP)、ベストイレブンにも選ばれている。 大迫のフットボーラーズ・オブ・ザ・イヤー受賞はブレーメン(ドイツ)時代の2018年度以来2度目。「今季はチャンスを決めきれていないところもある。ただ、(得点を狙う)回数を増やしていくことが一番だし、チームも順位的に悪いところにいるわけではないので、チームのために積み重ねていければ」と現在の状態を説明した大迫は「こうやってしっかりとコツコツと結果を出し続ければ、こういう賞ももらえる。まだまだ成長していけたらいいと思う」と前を見据えた。