イベントに登壇した役所広司（撮影・小渕　日向子）

　俳優の役所広司（68）が、24日に都内で行われた、映画「八犬伝」公開前日先行上映イベントに出席し、意外な一面を明かした。 【写真】フォトセッションに応じる（左から）阿部一二三、役所広司、磯村勇斗（撮影・小渕　日向子） 　この日、共演の磯村勇斗とともに登壇した役所は、磯村と一般の公募から寄せられた質問に回答した。 　「犬派ですか？猫派ですか？」という質問に「柴を飼っていた。犬派」と即答。「猫も嫌いではない」と断りながら、「野良猫がうちに入ってきて用を足すんですよ。それで猫は敬遠してしまって…」と苦笑いを浮かべながらに犬派の要因を語った。 　声を荒げて怒っている印象がない役所だが、プライベートでは「時々はカッとすることもある」という。頭に血が上っても気持ちを落ち着かせては「ぐっと我慢しています」と役所。「うちの庭をトイレと思っている猫にカッとしますけど。それに餌をあげている人がいるとちょっとむっとしていますけど、動物をかわいがっているんだから…。ぐっと我慢しています」と寛容さを見せた。 　唯一無二の奇想天外な物語で、日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」をダイナミックかつ緻密なVFXを駆使して実写映画化した本作。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描く。 　この日は共演の磯村勇斗、柔道の東京、パリ五輪金メダリストの阿部一二三も登壇した。