状態心配された浅野拓磨、“今季最も大事な試合”で出場可能に?ボーフム監督が示唆
前節で筋肉系の問題で途中交代
前節に筋肉系の問題でハーフタイムに交代したボーフムFW浅野拓磨だが、ホッフェンハイム戦には出場できるようだ。ハイコ・ブッチャー監督が明かした。 2月にはバイエルン・ミュンヘン相手に大金星を挙げ、順位も11位まで上げていたボーフム。しかしその試合以降は8試合勝ちなし(6敗)と調子を落とし、順位表でも2部との入れ替えプレーオフ圏内の16位まで後退するなど、厳しい戦いが続いている。それでも、26日に行われるブンデスリーガ第31節ホッフェンハイムとのホームマッチを前に朗報が届いた。 0-1で敗れた前節ヴォルフスブルク戦で筋肉の問題を訴え、前半のみでベンチへ下がった浅野の状態について、ブッチャー監督は先日地元メディア『WAZ』で「100%の状態でなけれいけない。そうであることが非常に大事だ。違和感があるようなら、ハンドブレーキを引いたままプレーするようなものだからね」と万全の状態でない限り、起用を見送る可能性を示唆していた。 さらに「明日(25日)にもう一度痛みの状況に関して本当に100%出し切れるか、チェックするつもりだ。そうでなければ、当然厳しくなるだろう」とも心配していた同監督だが、25日に試合に向けた記者会見に臨むと、負傷者について報告。スタメン入りは明言しなかったものの「タクマ・アサノは問題ない。だからみんなと一緒だ」と明かしている。 なお浅野は、ボーフムでは今季アジアカップ開催中の4試合を除いてすべての公式戦に出場し、ここまで7ゴールを記録。ブッチャー監督も会見で「今季最も大事な試合」と称するホッフェンハイム戦では、チームに9試合ぶりの白星をもたらすゴールを奪えるだろうか。