ジウジアーロがデザイン原案を務めた美しいクーペフォルムが魅力|スバル アルシオーネSVX
【1992年式 スバル アルシオーネSVX バージョンL】 SVXの魅力のひとつとして、美しいクーペフォルムにも触れておかなければならない。デザインは、イタリアの巨匠、ジョルジエット・ジウジアーロの提案が基本となっており、戦闘機のキャノピーを思わせるグラス・トゥ・グラスのラウンドキャノピーが最大の特徴。 【画像18枚】ステアリングコラム下のスイッチは、ウインターポジション付きワイパーのもの。積雪に備えて、ワイパーの停止位置を変える機構 さらに、徹底したフラッシュサーフェス化によりCd値0.29という優れた空力特性を達成。また、メタル成型では不可能な複雑な形状の樹脂製トランクや、フロントフェンダー一体造形のドアミラー、エアロダイナミックホイールなども、空力特性の向上に寄与していることも付け加えておこう。 アルシオーネSVX バージョンL(CXD) 全長×全幅×全高(mm) 4625×1770×1300 ホイールベース(mm) 2610 トレッド前/後(mm) 1500/1480 車両重量(kg) 1620 エンジン型式 EG33型 エンジン種類 水平対向6気筒DOHC 総排気量(cc) 3318 ボア×ストローク(mm) 96.9×75.0 圧縮比10.0:1 最高出力(ps/rpm) 240/6000 最大トルク(kg-m/rpm) 31.5/4800 変速比 1速2.785/2速1.545/3速1.000/ 4速0.694/後退2.272 最終減速比 3.700 ステアリング ラック&ピニオン サスペンション ストラット(前後とも) ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも) タイヤ 225/50R16(前後とも) 発売当時価格 399.5万円 初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部