トム・ヨーク、映画『Confidenza』のサントラから2曲公開　主演のエリオ・ジェルマーノら出演のMV公開も

　2024年1月、トム・ヨークがダニエレ・ルケッティ監督の映画『Confidenza』のオリジナル・スコアを作曲したことを発表していますが、このオリジナル・サウンドトラックが、4月26日（木）にデジタル・リリース、7月12日（金）にCDとLPでリリースされることが発表されています。 　ドメニコ・スタルノーネの同名小説を映画化した本作は、ロッテルダム国際映画祭でワールド・プレミア上映され、4月24日（水）にはイタリアにて公開される予定。今回、本映画のウンドトラックのリリース発表に伴い、『Confidenza』のシングル曲となる「Knife Edge」が、映画に出演するエリオ・ジェルマーノとフェデリカ・ロゼリーニが主演を飾るミュージック・ヴィジュアルとともに公開されました。ヴィジュアルは『Confidenza』の編集を担当したアエル・ダリエ・ヴェガが映画からの場面を再編集したもの。あわせて、収録曲である「Prize Giving」も同時公開されています。 　なお、サウンドトラックの導入曲「The Big City」は、2月にトム・ヨークがザ・スマイルのBBC「6 Music Artist in Residence」シリーズのプレイリスト内で一足先に披露しています。 　『Confidenza』は、ルカ・グァダニーノ監督が2018年に手掛けた『Suspiria』のリメイク版のオリジナル・サウンドトラックに続くもので、『Suspiria』のサントラはグラミー賞の映像メディア部門最優秀作曲賞にノミネートされました。『Suspiria』やザ・スマイル『Wall Of Eyes』も手掛けたサム・ペッツ・デイビーズがプロデュースした本サントラでは、サム・ペッツ・デイビーズとトム・ヨークが、ロンドン・コンテンポラリー管弦楽団と再び手を組んだほか、ロバート・スティルマンやザ・スマイルのバンドメンバーでもあるトム・スキナーらジャズ・アンサンブルとも協働しています。 Photo by Steve Tanner