赤ちゃんの鼻と口に濡れたタオルで窒息か 3乳児遺棄事件…元風俗店従業員を1人殺害の罪で起訴【香川】
2024年2月、高松市で赤ちゃん3人の遺体が見つかり、このうち1人の赤ちゃんを殺害した疑いで母親が逮捕された事件で、赤ちゃんの死因は鼻と口をタオルで覆われたことによる窒息死だったことが分かりました。 高松市番町の元風俗店従業員、山下あゆみ被告(35)は6月12日、殺人の罪で起訴されました。起訴状などによりますと、山下被告は2020年4月下旬ごろ、自宅の居室に敷いた布団の上で、生後間もない赤ちゃんの鼻と口を濡れたタオルで覆い呼吸を困難にし、窒息死させて殺害したとされています。 高松地検は認否を明らかにしていませんが、これまでの警察の取り調べに対し、山下被告は、「私が赤ちゃんの命を奪いました」などと容疑を認めています。 また、動機については、風俗店で働いていた際、県内のボーイズバーで金を浪費していて、「生活苦から育てられないと考えた」と話しているということです。 この事件を巡っては、山下被告の自宅から合わせて3人の赤ちゃんの遺体が見つかっていて、山下被告は3人の死体遺棄の罪で逮捕・起訴されていました。
岡山放送