初防衛に挑む鈴木、気迫のミット打ち！

　4月29日（祝・月）東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.46』の参戦選手による公開練習が15日に都内で行われ、メインの［RIZINフェザー級（66.0kg）タイトルマッチ］で金原正徳（41＝リバーサルジム立川ALPHA）と対戦する、王者の鈴木千裕（24=クロスポイント吉祥寺）が登場。上半身裸で仕上がったマッスルボディを披露、力強い豪快パンチをミットにたたき込み、金原との防衛戦に「ここで勝ったら本当のチャンピオンになれる」と気合を込めた。 【フォト＆動画】鈴木が強靭ボディで豪快パンチ、ミドルキック！ 　鈴木はキックとMMAの“二刀流”ファイター。昨年7月にベラトール王者パトリシオ・ピットブルに衝撃KO勝利を飾ると、11月には王者ヴガール・ケラモフを初回KOで破り新王者に。絶好調の勢いだ。 　多くのファンが集まった公開練習で、鈴木は最初の30秒で軽快なシャドーを見せると、続いて上半身裸になりさらに気合モード。決戦に向けて仕上がった肉体で、KNOCK OUTの山口元気代表が持つミットに、力のこもったワンツー、アッパー、さらには豪快なミドルキックで快音を響かせた。 　鈴木は試合展開について尋ねられると「公開練習の内容と同じく、打撃と寝技で（お互いにやることが）別れるかと思うが、でもこれはMMAなので、寝技の展開も必ず起こると考えて戦う」と全局面での戦いになることをイメージ。キャリア豊富な金原にも「人間なので弱点はある」と臆さない構えだ。 「自分はチャンピオンであっても、常に挑戦者なので」と語る鈴木。「ここで勝って本当のチャンピオンの姿になれるのかなと思う。最高の試合で勝つ」と意気込んだ。 　果たして、鈴木は“最強の挑戦者”金原を下し、真の王者になった姿を見せることができるのか、注目だ。