T・ヘルナンデス、FA市場で大人気、「争奪戦」に…焦点はドジャースが長期の好契約出すか
MLBネットワークのジョン・モロシ記者は7日、ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)について、関係者の話としてオリオールズとレッドソックスが興味を示していると報じた。他の複数チームも右の大砲獲得に関心があるという。 ◆大谷翔平、真美子夫人&デコピンと優勝パレードでにっこり【写真複数】 T・ヘルナンデスがFA市場で争奪戦の様相を呈している。ドジャースが、残留交渉を優先事項として望んでいるが、今季、自己最多の33本塁打を放ち、ポストシーズンでも勝負強い打撃でワールドシリーズ制覇に貢献した右打者の評価はかなり高まっている。 本人は「明らかにドジャース残留が最優先だ」と話すが、T・ヘルナンデス側が望んでいるとされる長期の好契約を、ドジャースが32歳に出せるかどうかが一つの焦点だ。ロサンゼルス・タイムズのジャック・ハリス記者によれば、ドジャースはシーズン中、T・ヘルナンデス側との契約延長交渉を拒否したという。 ただ、ドジャース側は大谷翔平とキャンプ開始からすぐに打ち解け、若手パヘスの教育係にもなったチームプレーヤーの「テオ」の価値は十分分かっている。ベッツの内野再転向のプランがあり、ドジャースは今オフのFA市場で、外野手は優先事項の一つ。ドジャースは、確実にマネーゲームの発展が予想されるヤンキースからFAのフアン・ソトにも、アプローチしていると報道されている。連覇に向け、フリードマン編成本部長ら編成のかじ取りに注目が集まる。
中日スポーツ