この夏流行の兆し?新型コロナの変異ウイルス「FLiRT(フラート)」について、対策と注意点を米専門家医が解説
FLiRTのKP.1.1とKP.2の症状は?
今のところまだはっきりとわかっていないが、シャフナー氏は、これまでの変異株の症状とそれほど違いはないと言う。CDCによると、新型コロナウイルス感染症の最も一般的な症状は以下のとおりだ。 発熱、悪寒/咳/息切れ、呼吸困難/疲労感/筋肉や体の痛み/頭痛/味覚や嗅覚の低下/喉の痛み/鼻づまりや鼻水/吐き気、嘔吐/下痢 「味覚や嗅覚の喪失は、現在ではあまり見られないようです」とシャフナー氏。これは、ウイルス自体の変化か、もしくは予防接種や感染によって免疫力が高まった可能性もあるとのこと。 FLiRT変異株は、SARS-CoV-2から出現した新しい変異株である。まだ研究の最中であるが、以前の変異株よりも感染力が強いと考えられる。 新型コロナウイルス感染症の症状がある場合、医師たちが推奨するのは、セルフキットで検査し、ウイルスの拡散を防ぐために最善を尽くすこと。特に、重篤な合併症のリスクが高い人たちと一緒に過ごす場合には、最新の注意が必要だ。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 また、日本における新型コロナウイルスに関する最新情報については厚生労働省やWHOのサイトをご確認ください。
From Prevention.com