沢村玲、“砲丸投げ”22m90cmに「男のロマン」BLドラマで別府由来とW主演<ハッピー・オブ・ジ・エンド>
沢村玲と別府由来が、8月5日に都内で行われたドラマ「ハッピー・オブ・ジ・エンド」(毎週月曜深夜2:55-3:55、フジテレビ/FODで独占先行配信、TVer見逃し配信※9月2日[月]スタート)の制作発表会に登壇した。 【写真】イケメン集結!同時に会見を行ったBL作品“コスラバ”の奥野壮&豊田裕大と4ショット ■沢村は自身と役とのギャップを明かした 本作は、累計発行部数31万部、BLアワード2022ディープ部門第1位に輝いた、人気作家・おげれつたなかの大ヒットBL漫画を、「彼のいる生活」の沢村と「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の別府のW主演で実写ドラマ化したもの。愛に飢えた2人が出会い、不器用ながらも手に入れた束の間の平穏。お互いの過去や心の傷を、深い愛で満たしていく究極のセンセーショナル・ラブストーリーとなっている。 沢村は自身が演じるケイトについて「壮絶な過去を抱えているのですが、千紘と出会うことで心を開いていくという凹凸がある役なので面白いと思います」と分析し、「今こうして真面目を装ってますけど、日頃、かなりおしゃべりな人間なので、ケイトは感情を表に出せないので、そういうところを気をつけていました」と役とのギャップを明かした。 ONE N' ONLYのメンバーでもある沢村は、他のメンバーから「『黙って芝居できますか?』『全然想像つかないけど大丈夫ですか?』と聞かれました」と言われたという。 別府は自身が演じる千紘を「男性が好きということで家族から勘当されて、初めてできた恋人に裏切られて、捨てられて。どん底に陥ったところから始まります」と、かなり重く暗い過去があると語った。 その話の流れから、別府自身がどん底状態になった時に、どんなふうにして気分を切り替えるのかを聞かれると、「僕はサウナに行きます。サウナに入れば暑さで嫌なことを忘れちゃうので」と答えた。同じ質問を受けた沢村は「僕、趣味が多いんです。野球観戦に格闘技観戦、車、激辛グルメ、料理...。趣味がありすぎて自然と(気分が)切り替わってます」と答えていた。 ■好きなスポーツは、沢村は「砲丸投げ」、別府は「卓球」 現在、パリオリンピック開催中ということで、それぞれの好きなスポーツも明かされた。沢村は「砲丸投げ」。「オリンピックで砲丸投げを見てたんですけど、ライアン・クラウザー選手が3連覇。22m90cmってすごいなぁって」と感心し、「男のロマンを感じます」と答えた。 別府は「卓球」と答え、「僕、卓球部ではなかったんですけど、小学生の頃、児童館の館長がその地区の卓球で1位の方だったんです。その方に負けたのが悔しくて、サッカー部だったんですけど、その児童館に通ってました。サンタさんのプレゼントも卓球のラケットをお願いして、ずっとそれを使ってました」と卓球への思いをコメント。 最後は、沢村が「壮絶な暗い過去を抱えた2人ですけど、その2人だからこそ見せられるキレイな部分があると思っています。ぜひ多くの方に見てもらいたいです」と、別府も「原作を読ませていただいて、本当に好きな作品になりました。今回、実写ドラマ化のお話があって、この作品に出られてよかったなって思っています。ドラマ版でもその思いをしっかり伝えられたらと思いますので、究極の愛を楽しんでください」というメッセージで締めくくった。 「ハッピー・オブ・ジ・エンド」は9月2日(月)深夜2時55分よりフジテレビで放送開始。同じくフジテレビの同時間帯で8月5日(月)よりスタートするドラマ「コスメティック・プレイラバー」と2カ月連続で人気BLコミックを原作とした作品が放送されることとなる。 ◆取材・文=田中隆信