「勝った後の景色は忘れられない」個人でルヴァンカップ連覇へ! 準決勝で2得点の名古屋FW山岸祐也は「決勝もしっかりゴールを狙っていきたい」
名古屋グランパスのFW山岸祐也がルヴァンカップ決勝について語った。 準決勝で横浜F・マリノスを上回り、決勝へ駒を進めた名古屋。2日にはアルビレックス新潟との決戦に臨む。 横浜FMとの2試合では、ホームとアウェイでそれぞれ得点を奪った山岸。チームを決勝に導いたなか、今回もゴールでチームを助けたいと前日練習後に意気込んだ。 「やっぱりゴールという結果はチームを助けると思いますし、準決勝のマリノス戦はどっちの試合も点が取れて、3-0になった時のゴールは大事な1点だったと思います。ホームでもゴールを決められて決勝の舞台に進めたので、決勝もしっかりゴールを狙っていきたいと思います」 決勝の活躍次第で大会MVPにも手が届きそうなストライカーは、「まぁ狙ってます(笑)」と個人タイトルについてもコメント。しかし、チームの勝利が第一だと主張している。 「狙っていることはないですけど、チームが勝たなければ絶対いけないです。そのためのゴールというのは、求められていることだと思うので、そこは狙いながら。あとはチームとして、守備だったりやらなければいけないことはたくさんあるので、最低限やったうえで、プラスアルファ自分の良さを出せたらなと思っています」 また、今シーズンアビスパ福岡から名古屋へ移籍した山岸は、昨シーズン福岡でルヴァンカップを制覇。2年連続の国立競技場の舞台には、他の選手たちとはまた違った思い入れがある。 「ここに来た時は『懐かしいな、1年ぶりか』という気持ちと、あの時の記憶というか思い出が蘇ってきて。『あっPK外したな』っていう。でも、勝った後のみんなで喜んだ景色は本当に忘れられないですし、あの時に『またすぐ優勝したい』と強く思いました」 「2年連続で決勝の舞台に来ましたが、チームみんなのおかげでここまで来られたと思っていますし、自分がそのなかの1人として戦えたことに誇りを持っています。ただ、優勝しないと何も意味がないと思っているので、明日しっかり勝ってみんなで喜びたいなと思います」 「去年自分たちが決勝に行った時は、いつもと違う雰囲気だったり試合内容だったりで、今回もそうなると思っています。本当に細かいところに勝負の分かれ目があると思っているので、その細かいところ、小さいところで勝って勝って勝って、少しでも勝つパーセンテージを上げていって、最後自分たちが勝てれば良いなと思っています」 さらに、チケットの売れ行きから多くの人が駆けつけると予想される名古屋サポーターについてもコメント。当然勝利して喜びを分かち合うつもりだ。 「(盛況ぶりは)本当に嬉しいですね。去年ウォーミングアップに出た時の景色や雰囲気は忘れられないです。あのなかでサッカーできることが、サッカー選手をやっていて1つの喜びだと思っていますし、すごく充実した90分でした」 「今年もそれを味わえるのが本当に楽しみですし、勝たないといけない。そこは絶対ですし、多くのサポーター・ファミリーのみなさんが来てくれると思うので、一緒に喜びたいなと思います」
超WORLDサッカー!