第32回『橋田賞』にドラマ『ブラッシュアップライフ』 脚本を手がけたバカリズムも受賞
放送文化の振興・向上に大きく寄与したテレビ番組などをたたえる第32回『橋田賞』が31日に発表され、ドラマ『ブラッシュアップライフ』や、その脚本を手がけたバカリズムさん(48)らが選出されました。 【画像】バカリズム「生まれたところからやり直すとめんどくさい」 脚本担当ドラマの誕生秘話 『橋田賞』は、脚本家の橋田壽賀子さんが設立した橋田文化財団が平成4年度から発表している賞。広く大衆に支持され、感動を呼び起こした芸術性豊かな完成度の高い番組、作品、人物が表彰されます。 ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)は、俳優の安藤サクラさん演じる地元の市役所で働く平凡な独身女性が、人生をやり直す“タイムリープヒューマンコメディー”。受賞理由として「緻密に練られた伏線と、軽妙なセリフの会話劇で、ドラマの面白さを再認識させた。俳優陣の演技も見事で、視聴者から熱い共感を呼ぶドラマに仕上がっていた」と評されました。 また、同作の脚本を担当したバカリズムさんも受賞。「『ブラッシュアップライフ』でのアイデアにあふれたオリジナル脚本が見事。自然なセリフや巧みな構成で多くの視聴者の心をつかんだ」と、その創造性が称賛されました。 第32回『橋田賞』には他にも、相葉雅紀さん(41)、神木隆之介さん(30)、北川景子さん(37)らが選出。そして『橋田賞新人賞』には、朝の連続テレビ小説で視聴者に印象を残した浜辺美波さん(23)、趣里さん(33)が輝き、『橋田賞特別賞』には、音楽・ドラマ・バラエティーなど様々な分野で長年放送業界に貢献してきた井上順さん(77)が選ばれました。