【夏の甲子園 県予選】鹿児島実業 プロ注目の井上剣也投手が登板 大島と大接戦
熱戦が続く全国高校野球選手権鹿児島大会。9日は1回戦6試合が行われました。 鴨池市民球場の第3試合では第3シード・鹿児島実業のプロ注目の右腕が登場。大島との試合は緊迫の展開になりました。 鹿児島実業の先発はプロ注目、最速151キロの右腕、3年生の井上剣也です。 立ち上がりは、最速149キロをマークしたストレートを主体に、スライダーを織り交ぜながら打たせてとるピッチング。 すると、鹿児島実業は2回ウラ、5番・西がライト線へ痛烈なツーベースヒット、続くキャプテン新改もセンターへのヒットと続き、1アウト1塁3塁と得点のチャンス。 ここで7番・丸山がライトへの犠牲フライ。鹿児島実業が1対0と先制します。 鹿実は3回にも2アウトからヒット2本などで2点を追加し、3対0と大島を突き放します。 しかし、大島は6回、ここまで攻めあぐんでいた鹿実のエース井上をとらえます。 フォアボールとヒットで1アウト3塁1塁と、初めて得点圏にランナーを進め、4番・永田がセンター前にタイムリーヒット。 1点を返した大島は6番・富のタイムリーツーベースでもう1点。さらに続く7番・橋口の2点タイムリーで、この回一挙4点を加え、4対3と試合をひっくり返します。 しかしそのウラ、鹿児島実業が2点を追加して5対4とまた逆転。8回にも2点を追加し、7対4とリードを3点に広げます。 最終回、大島はフォアボールのランナーを出しますが後続を断たれ、逆転に次ぐ逆転となった試合は、鹿児島実業が7対4で勝利しました。 鹿児島実業・3年・井上剣也投手 「初戦は重くなるというのは分かっていたがまず1勝できて安心している。一戦一戦集中して目の前の相手を倒すことだけ考えて、それが優勝につながるように頑張っていきたい」 【平和リース球場】 鹿児島中央 6-1 指宿 種子島 16-0 市来農芸(5回コールド) 枕崎 10-7 志布志 【鴨池市民球場】 徳之島 7-0 吹上(8回コールド) 伊集院 6-0 ラ・サール 鹿児島実業 7-4 大島
鹿児島テレビ