「結果にこだわってやるしかない」カープの高卒3年目捕手・髙木翔斗が見据える一軍舞台
勝負の月と位置づけた9月、厳しい試合が続いたカープ。負けられないCS争いに向け、二軍で日々汗を流す選手たちの練習にもさらに熱が入っている。ここではプロ3年目迎えた捕手・髙木翔斗の現在に迫っていく。 【写真】若鯉の指導に尽力する高二軍監督 今季、自身初のフレッシュオールスターに招集されるなど、着実に経験値を積み上げている髙木。ただ、ここまでの現状を振り返ると 「全然物足りない」と厳しい表情を浮かべ、「もう3年目ですし、もっと数字にこだわらないといけません。捕手は一つしかないポジションなので、他の選手に比べて出場機会は少ないですが、結果にこだわってやっていきたい」と話す。打撃面では、「自分のスイングがまだまだできていません。速球にも一発で捉えることができるように、とにかく数を振って自分の形でスイングできるようにしたい」と課題を口にした。 7月に初出場したフレッシュオールスターについては、「すごく楽しかったです。貴重な経験をさせていただきました」と笑顔を浮かべ、「一軍の試合に出てこそプロ野球選手。まずは一軍の力になれるようにと、改めて強く感じました」と意気込んだ。 恵まれた体格を武器とするプロ3年目の若武者。とにかく二軍で結果を残すのみだ。
広島アスリートマガジン編集部