レッドソックスの吉田正尚が自身メジャー最長5試合連続ベンチスタート…相手マウンドは同学年・今永昇太
◆米大リーグ レッドソックス―カブス(26日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) レッドソックスの吉田正尚外野手は26日(日本時間27日)、本拠地でのカブス戦の先発を外れて、渡米後最長となる5試合連続のベンチスタートとなった。同カードの初戦先発は、3勝0敗、防御率0・84と好調の今永昇太投手。今永がマウンドにいる間に、代打での出番があれば、2019年7月12日(東京ドーム)で行われたオールスター戦(左飛)以来となる1993年生まれの同学年対決が実現する。 この日、レッドソックスの「4番・DH」はディバース。左膝痛から復帰したものの、まだ守備には就けない状態だ。左腕・今永に対し、レ軍の外野は右打ちのオニール(右翼)、レフスナイダー(左翼)、左打ちのデュラン(中堅)という布陣となった。 試合前コーラ監督は、4月17日以降9試合で先発がわずか2試合と出場機会が激減している吉田について言及。「素晴らしく対処している。彼はプロであり、状況を理解している。私は単に先発を組むだけでなく、我々は日常的に会話を持ち、コミュニケーションをとっている」と語り、「昨日と同様に、代打での出番に備える。試合の中盤か、もしくは、終盤になるのか、機会があれば、代打で使う。願わくば、明日先発に復帰させたい」とも述べた。 前日クリーブランド遠征から戻った吉田は、試合前に散髪。さっぱりと襟足を刈り上げ、気分一新。練習では外野守備にもついた。また、ディバースも三塁の守備練習を行った。 日本時代の「吉田VS今永」は公式戦では1度だけ。2018年6月17日(京セラドーム大阪)で、3打席で四球。右安、三邪の2打数1安打、打点なしとなっている。
報知新聞社