シャンソン化粧品、PO4強で敗退 主将・小池遥「経験がまだ少ない」劇的逆転勝ちの連続も快進撃ストップ
◆バスケットボール女子 ▽Wリーグ プレーオフ準決勝 富士通―シャンソン化粧品(8日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ) 2戦先勝方式の準決勝で、1勝1敗から第3戦が行われ、レギュラーシーズン(RS)5位のシャンソン化粧品は、同1位の富士通に72―93で敗れ、15年ぶりの決勝進出はならなかった。 第1クオーター(Q)から富士通に大量34得点を奪われ、いきなりの20点ビハインドと苦しい立ち上がりに。その後も点差は縮まることなく、最後は21点差で敗れた。 シャンソンは、準々決勝でRS4位のトヨタ自動車に最大18点差をつけられながらも逆転勝ちし、“下克上”で、準決勝へ。4強では富士通を相手に第1戦を落とすも、第2戦は19点ビハインドを大逆転し、1点差で勝った。ここまで“劇的逆転勝利”の連続で、粘り強さを見せてきたが、快進撃はここでストップした。 鵜沢潤監督は「立ち上がりがよくなかった。1P(ピリオド)で34点取られてしまい苦しい展開。最後、負けてしまい悔しい結果だった」と振り返った。 12得点を挙げた主将・小池遥は「若手が多い中で、若手のメンバーの成長は日に日に感じた。そこはすごい良かった」と胸を張り、「ファイナルの舞台に立つには、経験がまだ少ない。この負けを生かしていきたいかなと思っています」と前を向いた。
報知新聞社