[山口県]夜の水族館にワクワク 下関・海響館、6日まで夜間営業 光の演出など多彩
下関市あるかぽーとの市立水族館「海響館」で、ゴールデンウイークの夜間営業「夜の水族館」が行われている。色とりどりの光で施設全体をムードたっぷりにライトアップするなど、日中とは違った水族館の魅力が体感できる。6日まで。 【写真】スポットライトや青色の照明で幻想的に浮かび上がった水槽を見つめる家族連れ=4月29日夜、下関市あるかぽーと 関門海峡の夜景をバックにしたイルカたちのナイトパフォーマンスは、光や音が織りなす夜ならではの演出が特徴。豪快なジャンプなど多彩な技が決まるたびに大きな拍手が送られた。 ライトアップでは魚たちが泳ぎ回る水槽も多彩な明かりで照らし出されており、変化していく色に染まってクラゲが漂う幻想的な光景などに訪れた人たちは見入っていた。ミツクリザメやダルマザメといった深海にすむサメの解説や標本に触れる体験会もある。 同館の担当者は「夜の水族館はテンションやワクワク感が上がるので、思い出に残ると思う」と来館を呼びかけていた。 夜間の営業時間は午後6時~同8時半(最終入館は午後8時)。入館料金は大人1040円、小中学生470円、幼児210円。昼間の入館者が引き続いて滞在・再入館することはできない。問い合わせは同館(電話083・228・1100)へ。