1日最大500人分の薬を確保…能登半島地震で滞る医薬品の安定供給を目指す調剤薬局
能登半島地震の影響により一部で薬の供給が滞るなか、石川県内の調剤薬局では、安定した供給に向け態勢を拡充しています。 【写真】薬を取りに訪れた患者やボランティア 輪島市や志賀町や能登町の公立病院の近くで調剤薬局を構える「あおぞら薬局」では、物資が届きにくい状況が続くなか、処方せんの受け付けを金沢で一括してとりまとめ、各薬局に発送する取り組みを5日から始めています。建物への被害が比較的少なかった輪島店では、この日も血圧の薬など慢性疾患の薬を求める患者やボランティアの姿が見られました。 客「安心した。本当に。もう3日も薬は飲んでいない」 ボランティア「薬が止まっちゃっている人が多くて、開いているところがあるのは本当に助かる」 「あおぞら薬局」では、1日最大で500人分の処方薬を供給できる体制を整えているということで、薬不足への不安感やストレスが少しでも解消されればとしています。
北陸放送