ラグビー日本代表、第2期エディー・ジャパンが始動
ついに第2期エディー・ジャパンが始動した。2月6日~7日、ラグビー日本代表のトレーニングスコッド合宿が、福岡にある日本代表の練習拠点「JAPAN BASE」で開催された。
6日、1月に就任したばかりのエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が、9年ぶりに桜のエンブレムをつけ、日本代表になりうる選手たち34名を初めて直接指導した。
今回のトレーニング合宿はリーグワン開催中ということもあり、2日間の短い期間で、『クロスボーターラグビー』に参加しているチームの選手(24年度加入の新人選手も含めて)は招集されていない。「『超速』ラグビーを理解してもらういい機会で、自分が見たい選手を呼んだ」(ジョーンズHC)という。
この合宿から、大学生以来のLO(ロック)に新たに挑戦しているリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、NO8(ナンバーエイト)姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)ら、ワールドカップ出場経験のある選手たちだけでなく、LO石橋チューカ、SH(スクラムハーフ)高木城治(ともに京都産業大1年)、WTB/FB矢崎由高(早稲田大学1年)らを含む、フレッシュな大学生9人も参加した。
ミーティングでは「世界ランキング12位から1位になるためには何が必要か」というテーマで、3~4名がディスカッションをして意識を高めた。また、グラウンドでの練習では、インサイドCTB(センター)の両脇に、2人のバックローが並ぶシェイプを使った攻撃の確認や、アタック&ディフェンスなどみっちりと1時間汗を流した。
最後の個人練習ではリーチが石橋と、姫野がFL(フランカー)青木恵斗(帝京大学3年)とタックルする姿もあった。練習後、ジョーンズHCは全員と1対1の簡単なミーティングを行い、さらに全体ミーティング、夜は全員でディナーを取るなど盛りだくさんの1日になったという。
2015年ワールドカップ時、キャプテンを務めてジョーンズHCとともに戦っていたリーチは「ジョーンズHCは勝ちたい意欲、変えていきたい意欲が強く、懐かしい感じもあったが、初日、パッションを感じた。今後の日本代表は何をやらないか話したり、若い選手と練習して、とてもいい1日だった」。
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