国際武道大で不適切行為 陸上の競技会、記録測定で問題
日本学生陸上競技連合は30日までに、国際武道大が同校で行った競技会での記録測定で不適切行為があったと発表した。 100メートルや110メートル障害で逆走での実施の公認を得ていないにもかかわらず、向かい風が吹いた際に逆走で実施するなどの不正が、少なくとも2014年4月から23年10月まで行われ、その記録を公認申請していた。当該レースでの記録や、それを資格記録として同連合の大会に参加した選手の成績は抹消される。 ほかに同連合は国際武道大が今年8月29日から2年間、競技会を主催することや、一部指導者が一定期間、連合主催の競技会に参加することを禁止する処分を科した。