鎌田大地がプレミアリーグのクリスタル・パレス加入間近に…ラツィオSDは激怒
日本代表MF鎌田大地が1シーズンでラツィオを退団し、プレミアリーグのクリスタル・パレスへ移籍する可能性が高いようだ。 【写真】「命こそ助かったものの後遺症が残り…」影山優佳さんの弟・国士舘大MF影山秀人が告白 著名ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が5月31日、自身のX(旧ツイッター/@FabrizioRomano)で「クリスタル・パレスが鎌田大地とのフリーエージェント契約に近づいている。さあ、もうすぐだ!」とポスト。「ラツィオとの新契約交渉が契約解除条項により決裂した後、鎌田はクリスタル・パレス加入目前となっている」と補足した。 昨年夏にラツィオへ加入した鎌田は、マウリツィオ・サッリ前監督の下で出場機会に恵まれず、今夏の退団が既定路線とみられていたが、今年3月にイゴール・トゥドール新監督が就任したことで状況が一変。シーズン終盤を主力選手として過ごし、契約更新は間近と思われていた。 しかし、ここへ来て交渉は頓挫。契約条件をめぐり、クラブ側と選手サイドで意見の相違があった模様だ。イタリア『コッリエーレ・デッロ・スポルト』は「(スポーツディレクターのアンジェロ・)ファビアーニが激怒」とし、同氏が『ラツィオ・スタイル・チャンネル』に「私たちは合意していたが、予想外の事態に直面した。私は誰からもゆすられることを許さないし、この『ゆすり』について話し合うことに興味はないと冷静に言った」と話したことを伝えた。 鎌田の新天地と予想されるクリスタル・パレスは、今季のプレミアリーグで10位。フランクフルト時代の2021-22シーズンに鎌田らと共にUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を果たしたオリバー・グラスナー監督が今年2月から指揮を執っている。