頭部キックで批判殺到の英雄マルタ、ブラジルのフランス撃破で“涙の雄叫び”!ただ、無念の出場停止延長で準決勝もピッチに立てず...【パリ五輪】
代表ラストマッチは金メダルか銅メダルを懸けた大一番
現地8月3日に開催されたパリ五輪の準々決勝で、ブラジル女子代表は開催国フランスと対戦。押し込まれる展開が続いたものの、相手のPK失敗にも助けられ、82分にガビ・ポルティージョが決めた1点を守りきって1-0で勝利を収めた。 【画像】批判殺到!英雄マルタが衝撃の頭部キック ブラジルの主将を務める38歳の重鎮マルタは、出場停止のため、スタンドからこの一戦を見守った。グループステージ第3戦のスペイン戦(0-2)で、ルーズボールを処理しようとした際、勢い余って相手の選手の頭部を蹴ってしまい、レッドカードを受けたからだ。 もちろん意図的ではなかったものの、大惨事になりかねない危険なプレーに、批判が殺到。チームはわずか得失点差1の差でベスト8進出を決めたものの、母国のファンからも厳しい声が寄せられた。 そんなマルタは、ホスト国の猛攻を凌ぎ切って勝利が確定した瞬間、雄叫びをあげ、ガッツポーズを見せた。ブラジルメディア『uol』によれば、「感極まって涙を流していた」という。 今大会限りでの代表引退を発表しているため、チームがこの試合に敗れれば、頭部キックが代表でのラストプレーになるところだった。 ただ、フランス戦の直前に出場停止が2試合に延長することが決定。スペインとの準決勝もピッチには立てない。同メディアによれば、ブラジルサッカー連盟はペナルティの軽減を求めて上訴をしたとのことだが、覆すのは簡単ではないだろう。 それでも、たとえ敗れても3位決定戦があるため、再びこのスターがフランスのピッチに戻ってくるのは確実となった。汚名返上を期す代表ラストマッチは、金メダルか銅メダルを懸けた大一番になる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「流石に怖すぎる」「無謀だろ」ブラジルの38歳英雄マルタ→頭部に危険キック→涙の一発レッドにネット衝撃!「史上最悪のプレーになっててもおかしくないレベル」【パリ五輪】
- 「頭を蹴り飛ばすとは、なんて無謀な」「恥、引退すべきだ」頭部キックでレッドの主将マルタに母国ブラジルでも批判やまず!「我々の女王はテコンドーで金メダル」【パリ五輪】
- 「人生でこんな偽オフサイドは見たことがない」紛糾する細谷のゴ―ル無効、スペインメディアが“証拠写真”を公開も大荒れ!「都合のいい画像出されて納得しろと?」「ルールを見直すべきだ」【パリ五輪】
- 「要するに戻りオフサイド」元国際審判員の家本政明が細谷真大のゴール取り消しを解説「競技の精神は関係ありません。事実が全て」【パリ五輪】
- 「日本に腹が立つ」「日本がストレス」なでしこJに衝撃敗戦だけじゃない!スケボー、柔道でも日本勢に屈したブラジルのSNSが大荒れ!「もう我慢できない」【パリ五輪】