ウィリアム・アレクサンダー、ニューALは70年代ブラジル・トロピカリアの巨匠たちを彷彿とさせる作品

　現在ブルックリンを拠点に活動し、沖縄にルーツを持つロサンゼルス出身のシンガーソングライター、ウィリアム・アレクサンダーによるニューアルバム『Solo』が、11月22日にリリースされる。 その他の画像 　ウィリアム・アレクサンダーは、これまでにアンドレ3000、セレステ、コナン・モカシン、ララージ、ジョン・キャロル・カービー、カルロス・ニーニョ、マインドデザイン、ニック・ハキムなど、数々のアーティストとのコラボやレコーディングを行ってきた。 　ニューアルバム『Solo』は、そんな彼の広大な芸術的世界を通して、内省的なベッドルームフォークの真髄を表現した作品。ジェシカ・プラットの時代を超越した感覚、ホセ・ゴンザレスの独特なギタープレイなどを参照しつつ、独自のソウルフォークを体現した先行シングル「Anwt」に始まり、「Sunflowers」「Blue Skies」「Wdwg」など、彼の初期作『New York Songtapes, Chapter I: “The Uncut Tree”』に収録された力強くざらついたソウルサウンドの楽曲を、柔らかなムードのアコースティックサウンドへと移行した作品が続く。 　また2ndシングル「Ghosts」は、サンバやボサノバ、ローファイなど多様なインスピレーションを独自のソウルフォークに昇華した、親密な内面的対話と切ないハーモニーで迫る一曲。そして「Meditation」「Selfless」ではアンビエントミュージック的な要素も加わり、リスナーを安らかな瞑想に誘うと、ラストを飾る「Time」では、繊細で表現力豊かなギタープレイとともに自己と向き合うことの重要性を優しく訴えかけ、リスナーをさらに深い内面的探求へと誘う作品に仕上がっているという。 ◎リリース情報 アルバム『Solo』 2024/11/22　DIGITAL RELEASE ＜TRACKLIST＞ 01. Anwt 02. In Your Hands 03. Emancipate 04. Sunflowers 05. Cycles 06. Blue Skies 07. Wdwg 08. Ghosts 09. Meditation 10. Selfless 11. Time