【佐賀競馬(ナイター)佐賀ヴィーナスC】高知のアンティキティラが好位抜け出し快勝 佐賀重賞2V
佐賀競馬の牝馬交流重賞・第8回佐賀ヴィーナスカップ(1400m)は21日、牝馬11頭が出走して争われ、単勝3番人気だった高知のアンティキティラ(多田羅誠也騎乗)が早め先頭から1分27秒4で勝った。2着は兵庫のクリノメガミエース、3着にも兵庫のアイヤナが入った。アンティキティラは3歳時にも遠征で花吹雪賞を制し、佐賀で重賞2勝目を飾った。 地元の佐賀勢2頭が先行する中、アンティキティラは終始、インの3番手付近を追走した。「佐賀のコースは合っているし、雨の馬場も得意」と多田羅。手応え良く進みながら「ちょっと早いと思ったが、内に閉められるが嫌だったから」と冷静な判断で4コーナー手前から動いた。 「スピードを生かして抜けてくれたし、最後まで馬が踏ん張ってくれた」。懸命に追いすがるクリノメガミエースを1馬身差で振り切った。「2年前より成長しているし、まだ活躍できるんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。