キャサリン皇太子妃／チャールズ国王

イギリスのロイヤルメンバーは毎年、ウィンザーの聖ジョージ礼拝堂で行われるイースター（復活祭）の礼拝に、そろって出席するのが恒例。2024年のイースター・サンデーの礼拝は、3月31日に行われる予定となっている。 【写真】キャサリン妃、「化学療法」で激やせ…？パパラッチがとらえた「食料品店」に向かう姿 ただ、今年はがんの治療中であるチャールズ国王が公務の大半を取りやめ、キャサリン皇太子妃も療養中であることから、例年とは異なる対応が取られることになるもよう。バッキンガム宮殿の関係者は、出席するロイヤルの人数が減ることから、通常より「規模を縮小して」礼拝を行うことを明らかにしている。 チャールズ国王はカミラ王妃とともに出席の予定であるものの、ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、欠席するとみられている。

去年のイースターの礼拝に出席した皇太子一家、2023年4月9日撮影

ケンジントン宮殿は1月に発表したキャサリン妃の腹部の手術に関する声明で、「公務の再開はイースターより後になる見通し」だと説明していた。だが、その後にがんと診断されたことを受け、休養の期間は当初の予定より長くなると見込まれている。 宮殿の関係者のひとりはキャサリン妃について、「担当の医療チームが許可すれば、公務を再開することになるでしょう」「皇太子妃は前向きであり、完全に回復することに集中しています」と述べている。 また、ウィリアム皇太子は「年明けからそうしてきたように、今後も妻と家族を支えることと、公務のバランスを取っていくことになります」とのこと。 キャサリン妃は3月22日（現地時間）に公開したビデオメッセージで、腹部の手術後にがんと診断され、「予防的な化学療法」を受けていることを公表。チャールズ国王は2月初旬、がんと診断され、外来での治療を開始したことを明らかにしている。