内田有紀、松重豊“監督”は「いつも通りの松重さん」 全幅の信頼寄せる「心が通うの早かった」
松重はオファー後そわそわ「高校生の男の子だった」
『劇映画 孤独のグルメ』(2025年1月10日公開)の完成披露舞台あいさつが16日、都内で行われ、松重豊、内田有紀、磯村勇斗、杏、オダギリジョーが登壇。撮影を振り返った。 【写真】杏は肩出しのトップスと鮮やかな赤のパンツで登場…完成披露舞台あいさつの様子 主人公・井之頭五郎が営業先で訪れた土地の食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す姿を1話完結形式で描く、大人気ドラマの劇場版。松重豊が主演のほか、監督と脚本を務めている。出演者も自らオファーし、「大好きな人しかいません!」と強調した。 五郎が迷い込む韓国領の島のコミュニティで暮らす女性・志穂を演じた内田は、“松重監督”について聞かれると「ほかの現場で松重さんと共演すると、穏やかで優しくてすてきな方」といい、『孤独のグルメ』の現場でも「そのまんまの監督でした」と明かす。 「びっくりしました。何か緊張されていたり、イライラされていたり、繊細な部分があるのかなと思っていたら、いつもどおりの松重さん。安心して身を委ねられた。松重さんは演者さんなので心が通うのが早かった。話さなくてもお芝居していくうちに捉えてくれたし、時間をかけずにパッと撮ってくれた。全幅の信頼を寄せて撮影に臨めた」とほほ笑んだ。 松重は、内田にオファー後、返事を待つ間は「高校生の男の子だった」とソワソワしていたという。「こういう気持ちになるんだなと改めて思った」と話し、出演快諾を感謝した。 また、中華ラーメン店「さんせりて」の常連客・中川役には、かつてドラマで共演した磯村をキャスティング。磯村は「ドラマで一度共演して、それ以来2度目だった。監督なので演技終えて目の前で『OK』と言われることが新鮮で、迫力があった」とにっこり。松重は磯村との初共演を回顧し「前の現場で一緒になったときから若いのに懐が深いし、年寄りの面倒を見てくれる。老後はこういう人に頼ったほうがいいかなと(笑)。磯村くん一択でお願いします、と」と初共演で評価し、オファーにつながったと語った。
ENCOUNT編集部