【阪神】岡田監督も憮然…自慢のブルペン総崩れで楽勝ムード一転、4点差ひっくり返される
<ヤクルト-阪神>◇30日◇神宮 阪神にとっては「魔の8回」になった。自慢の救援陣が軒並み崩れて4点差をひっくり返された。 【写真】7回までのご機嫌な様子から一転、8回にみるみる表情が曇る岡田監督 必勝の継投で逃げ切りに入っていた8回。3番手の桐敷拓馬投手(25)が1死後に四球と安打でピンチを作り、2死としながら村上宗隆内野手(24)に中前打を打たれて、5-2の3点差。 ここでピンチに強い漆原大晟投手(27)が投入された。だが四球で2死満塁とされ、続く長岡秀樹内野手(22)に走者一掃に二塁打を浴びて、またたく間に同点にされた。 さらに松本直樹捕手(30)に左前打を打たれ、2死一、三塁となったところで、守護神の岩崎優投手(33)まで投入。しかし、最後の砦(とりで)となるはずの左腕も代打山田哲人内野手(31)に勝ち越し打を打たれた。 先発西勇輝(33)の好投と、打線の奮起で楽勝ムードが漂っていたが、最も信頼できるブルペン陣が打たれるというショッキングな展開に。ベンチの岡田彰布監督(66)も、ぶぜんとするしかなかった。